プログレッシブとインターレースとは?映像出力方式の違い!

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こんにちは!

解像度とFPSとは?キャプチャーボード購入時に良く見る単語解説!
最近のゲームはヌルヌル動く画面を見ながらゲームをプレイする事が前提ですし、やはりゲームは綺麗な画面でプレイしたいですよね。当記事ではキャプチャーボードを選ぶ際に良く見る事になる単語、キャプチャーボードの映像の綺麗さやその滑らかさを决める「解像度」や「FPS」について簡単に解説したいと思います。

先の記事『解像度とFPSとは?キャプチャーボード購入時に良く見る単語解説!』でもちょこちょこと出て来ていた「p」「i」の違いについて皆さんはどれだけご理解頂けているでしょうか。

「p」とは「プログレッシブ(progressive)」方式の事を言い、「i」とは「インターレース(interlace)」方式の事を指します。
ちなみに、インターレースの「レース」とはレースカーテン等のレースと同じ意味だそうです。

当記事では、ゲーム実況に限らず映像を扱う上で決して無視出来ないプログレッシブとインターレースの事について簡単に解説致します。

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プログレッシブとインターレースの表記上の見分け方

解像度の後に表記されている文字を見る事でそれがプログレッシブ方式なのか、インターレース方式なのかを判断する事が出来ます。

プログレッシブとインターレースの表記例

  • 720「p」
    =(解像度1280×720・プログレッシブ方式)
  • 1080「i」
    =(解像度1920×1080・インターレース方式)

方法を知ってしまえば識別も簡単です。

映像を成り立たせる「走査線」について

プログレッシブとインターレースの違いを解説するにあたって欠かす事が出来ない物がこの「走査線」と言う用語となります。

先の記事では、映像は全て色の付いた点「ピクセル(ドット)」の集合体で表現されていると解説致しましたが、その「点」を専門的には「画素」と言う表現を致します。

そして

「走査線」とは、画素を画面の横一列に真っ直ぐ並べた物の事を言います。

イメージ図:

□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□
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□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□

↑の図で説明致しますと、□単体が「画素」で、その画素横一列の事を「走査線」と言うのです。

映像とは、この走査線を左から右へと高速で更新する事で映像として成り立たせている物な訳ですね。

イメージ図:

→→→→→→
■■■■■■□□□□
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□□□□□□□□□□
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プログレッシブとインターレースの違いとは、この走査線の更新方法の違いの事なのです。

 

プログレッシブ方式とは?

映像内の走査線を上から順番に更新して行く方式です。
最近のモニターで主流の方式となります。インターレース方式と比較して「ノンインターレース」と言う呼び名もあります。

イメージ図:

→→→→→→
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■■■■■■□□□□
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この方式を利用して映像を映した場合は安定して綺麗な画面が出力される為、現在のゲーム実況で主に使われているのはこちらの「プログレッシブ方式」と言えます。

「HDMI」ケーブル等を使用している場合にはこちらの「プログレッシブ」で映像が表示される事になります。

 

インターレース方式とは?

インターレース方式では、走査線を奇数行(30fps)→偶数行(30fps)→奇数行(30fps)→…と交互に更新する事で目の残像を利用して完全な一つの映像(60fps)で表示する仕組みになっています。

走査線の奇数行は「トップフィールド」、偶数行には「ボトムフィールド」と言う呼び名があります。

アナログTVで主に使われていた方式となります。

イメージ図:

奇数行「トップフィールド」のターン

→→→→→→
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□□□□□□□□□□
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□□□□□□□□□□
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偶数行「ボトムフィールド」のターン
→→→→→→
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□□□□□□□□□□
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□□□□□□□□□□
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奇数行のターンへと続く。

インターレース方式には、プログレッシブ方式よりも軽い処理で映像をおよそ2倍ヌルヌル動かせると言うメリットがあります。

が。

現在のモニターはプログレッシブ方式が主流でインターレース方式は非対応な為、無理にプログレッシブ方式に変換して表示する為に映像が乱れてしまいます。

インターレース出力で画面を高速で上下に動かした例。(1080i)

この様に

画面左下の部分です。激しく動いた部分が一行ずつ画面が乱れ、静止している部分は綺麗に表示されています。

上の画像の場合は、走査線の奇数行(偶数行)で表示されていた文字が偶数行(奇数行)で表示されるタイミングでは全然別の場所に移動していた事によって映像がブレている様に見えていると言う訳ですね。

 

『解像度とFPSとは?キャプチャーボード購入時に良く見る単語解説!』の記事でも紹介致しました管理人のキャプチャーボードはHD画質(1280×720)まではプログレッシブ対応でしたが、フルHD画質(1920×1080)では実はインターレースしか対応していなかった為、記事では

  1. 「フルHD画質(1920×1080)」「30fps」
  2. 「HD画質(1280×720)」「60fps」

の二択を迫られたと書きましたが、実際は720pで60fps以外の選択肢は無かったのですね。

1080iの30fpsよりも、720pの60fpsの方がゲーム実況をする上でも都合が全然良いのです。

ただし今の時代、敢えて720pで実況配信をする必要はありません。
キャプチャーボードを今購入する際には是非共、「1080p」対応のキャプチャーボードを選んで下さいね。

尚、どうしてもレトロゲーム機用にキャプチャーボードを購入した時等、インターレース方式を使ってゲーム実況をしなくてはならない場合は「インターレース解除」を行う必要があります。

 

インターレース解除とは

インターレース解除とは、インターレース方式の映像をプログレッシブ方式の映像の様に変換する事を言います。「デインターレース」共言いますね。

インターレース解除には様々な方法がありますが、走査線の奇数行と偶数行の映像を一つにくっつけた物を作り出して画面に表示する方法が有名です。

インターレース解除例。インターレースを解除すると画面が激しく動かしても観やすい映像となります。(1080i)

管理人がゲーム実況デビューした当時、HDMIでのプログレッシブ方式のゲーム出力が今程浸透していなかった時代にはとても大切だったキーワードです。

先述の通りインターレース方式の映像はパソコンのモニターに本来は対応していない事からプログレッシブの映像に変換されて表示されるのですが、仕組みの違いから映像内で激しい動きがあると画面が荒れてしまっていました。

当然、ゲーム実況でも画面が極めて観にくい物でしたので、昔はあの手この手でインターレースを解除する必要がありました。
当時はffdshowと言うソフトをエンコーダーやキャプチャーソフトに読み込ませてffdshowの機能でインターレースを解除したりしていました。

インターレース解除で
ストレスフリー!

しかし今の時代は便利になったもので、仮にインターレース方式をゲーム実況で使用せざるを得ない状況でもエンコーダー(映像を放送出来るデータに変換するソフト)や先の記事『キャプチャーソフトとは?ビデオとデスクトップの役割の違い』でも解説致しました「ビデオキャプチャーソフト」の機能でインターレース解除を出来る事も多く、今となってはゲーム実況においてインターレース解除について特別気にする必要が殆ど無くなりました。

便利な時代になったものですね。

ビデオキャプチャーソフト「アマレコTV」の「インターレース解除」方法の解説はこちら。

 

まとめ

今回はプログレッシブとインターレース方式について解説を致しました。

映像は無数のピクセル(画素)の集まり「走査線」で出来ていて、その表示の仕方がプログレッシブとインターレースでは割と違っていると言う事をご理解頂けたかな、と思います。

それでは当記事『プログレッシブとインターレースとは?映像出力方式の違い!』を終了させて頂きます。

お疲れ様でした。

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