解像度とFPSとは?キャプチャーボード購入時に良く見る単語解説!

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こんにちは!

キャプチャーボードとは?ソフトウェアとハードウェアの違いについて
皆さんは家庭用ゲーム機のゲーム画面をパソコン上に出力する為にはどうすれば良いとお考えでしょうか?この記事では、家庭用ゲーム機とパソコンを接続してゲーム画面を出力する為に必須のアイテム「キャプチャーボード」について簡単に解説したいと思います。

当記事では先の記事『キャプチャーボードとは?ソフトウェアとハードウェアの違いについて』に引き続きキャプチャーボードを選ぶ際に良く見る事になる単語、キャプチャーボードの映像の綺麗さやその滑らかさを决める「解像度」や「FPS」について簡単に解説したいと思います。

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解像度とは?

TVやパソコンのモニターに映る映像は全て色の付いた点「ピクセル(ドット)」の集合体で表現されており、そのピクセルの密度を「解像度」と言う言葉で表現します。

イメージはモザイクアートです。

解像度が高ければ高い程、映像内にピクセルが沢山存在している事を意味し解像度の高さが映像の綺麗さ・鮮明さに直接影響して来る訳ですね。
解像度が高い程、画像の中に色の情報が沢山詰め込まれている事になりますので「画質が良い」と評価されます。

ちなみに、ピクセルとドットは同じ「画面の点」を意味して使われる言葉ですが、厳密にはイコールではありません。

  • ピクセル
    =映像上の点の事。ソフトウェア上の点。
  • ドット
    =モニター自体の点の事。ハードウェア上の点。

パソコンの場合では、画面(物理)の点の事をドットと言い、パソコン内部で設定された解像度上の点がピクセルなのです。
「ドット欠け」、もしくは「ドット落ち」と言う言葉も存在致しますが、それは「ドットに色の不具合が発生している」事を意味しております。

 

ゲーム実況で主に使われる解像度について

パソコンのモニターは1920×1080の解像度が主流で、これは横が1920個、縦が1080個のドットで構成されている事を意味しています。

一方で、キャプチャーボードでは以下の4種類の解像度で画面を出力する事が一般的です。

キャプチャーボードで主に使用される解像度

  • 640×480(4:3)
  • 720×480(16:9)
  • 1280×720(16:9)
  • 1920×1080(16:9)

4:3や16:9の表現は「アスペクト比」と言い、横×縦の縦横比の事を指します。最新のゲーム機は基本的に16:9の比率で表示するのが一般的です。

最近では4K(4096×2160)の高画質液晶TVも存在していますが、ゲーム実況に使うキャプチャーボードでは解像度がフルハイビジョン(フルHD)を表す1080p(1920×1080)」対応で且つ「60fps対応の物をチョイスすれば間違いはありません。

ただし、モニターが表示出来る解像度以上の解像度はキャプチャーボードも出力出来ないので注意が必要です。

  • 「モニター解像度:1920×1080」+「映像解像度設定:1920×1080」
    =◎画面に映せる
  • 「モニター解像度:1280×720」+「映像解像度設定1920×1080」
    =×画面に映せない

モニター側のドット数を上回る数のピクセルは表示出来ないと言う訳ですね。

キャプチャーボードの性能を活かす為には、映像を映すパソコンのモニター自体の解像度の高さも大切になってくるのです。

 

FPSとは?

FPS(frames per second)とは、1秒間に映像が何回動くかを表す単語です。
「フレームレート」共言います。

FC等の古いゲーム機で「15fps」、TV番組で「24fps」、PS2等のゲーム機で「30fps」と言われており最近のPS4やNintendo Switch等の最新ゲーム機では「60fps」対応となっております。

イメージとしてはパラパラ漫画。
60fpsでは一秒間に60枚めくれます。

FPSは数値が高ければ高い程映像がヌルヌルと滑らかに動く事を意味しており、最近のキャプチャーボードではフルHD対応の物を買えば「60fps」対応も当然の様に付いて来るのですが、少し古いキャプチャーボードではフルHDに対応していても「30fps」までしか対応していない事もあるのでオークション等で中古のキャプチャーボードを安く入手しようと言う場合では注意が必要です。

あれ?

60fpsに対応してない!?

…等と言う悲劇が起こらない様、キャプチャーボードはきちんと調べて性能に納得してから買いましょう。

 

管理人のキャプチャーボードの場合。

管理人が実際に使用しているキャプチャーボードも今となっては古い物でフルHD画質では正に30fpsまでしか対応しておりません。

60fpsで出力する為には一段階解像度を落としたハイビジョン(HD)画質の「720p(1280×720)」でパソコン上にゲームを出力しなくてはなりませんので、どうしてもフルHDよりも画質が落ちて画面が少しぼやけてしまいます。

 

左がHD画質(720p)右がフルHD画質(1080i)となります。
鮮明さが目に見えて違いますよね。

720pの画像がぼやけているのは、本来1920×1080で表示するべき映像を1280×720の画面で表示する為に無理矢理拡大しているからです。

管理人の場合は

  • 「フルHD画質(1920×1080)」「30fps」
  • 「HD画質(1280×720)」「60fps」

と言う映像の「ヌルヌル」を取るか、映像の「鮮明さ」を取るかの二択を迫られました。

管理人の様な余計な悩みをしない為にもこれからゲーム実況用にキャプチャーボードを買おうと言う皆さんには是非共きちんと商品の説明を読んでから御購入頂きたいと思います。
ちなみに管理人は映像のヌルヌルを取りました。

 

まとめ

  • キャプチャーボードはフルHD画質(1080p・1920×1080)の60fpsに対応した物をしっかり選んで買うべき。
  • フルHD画質でパソコンに映像を表示する為にはフルHD画質に対応したモニターも必要。

今回はキャプチャーボード購入の際にチェックする事になる単語「解像度」と「FPS」について解説を致しました。

最近のゲームはヌルヌル動く画面を見ながらゲームをプレイする事が前提ですし、やはりゲームは綺麗な画面でプレイしたいですよね。

パソコンでゲームを楽しむ為にはキャプチャーボードが必要な訳ですから、綺麗な画質でヌルヌル動く性能を持ったキャプチャーボードを購入しなければ何も始まりません。

キャプチャーボードはきちんとフルHD画質の60fpsに対応した物を御購入下さいね。

それでは当記事『解像度とFPSとは?キャプチャーボード購入時に良く見る単語解説!』での解説を終了致します。

お疲れ様でした。

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