キャプチャーボードの「映像遅延」とは?その対策・回避方法について

パソコン
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こんにちは!

キャプチャーソフトを使ってパソコン画面を観ながらアクション系のゲームをプレイしていた際に若干の違和感を感じた事はありませんか?

  • 野球ゲームでバットを完璧なタイミングで振ったはずなのに空振りをしてしまっていた。

  • シューティングゲームで攻撃を回避しようと操作したはずなのに動くのが少し遅れて攻撃に当たってしまった。

  • 格闘ゲームで気持ち早めに操作を入力しているはずなのに、対戦相手より反応が常に遅れてボコボコにされてしまう。

と言った様なTVの画面を観ながらプレイしていた時には有り得ない様な致命的なミスをしてしまっていた場合、それはゲーム画面の「映像遅延(タイムラグ)」が原因かも知れません。
単にプレイヤースキルの問題もあるかも知れませんが。

当記事ではゲーム実況配信者の宿敵共言えるキャプチャー画面の「映像遅延」について簡単に解説致します。

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実況配信者の宿敵「映像遅延(タイムラグ)」とは?

「映像遅延(タイムラグ)」とは、ゲーム機のコントローラーを操作してその操作を反映した映像がパソコン画面の方に表示・反映されるまでの実際の時間と、操作が反映された映像が映る本来のタイミングとの「ズレ」の事を指します。
単に「ラグ」と略される事も多いです。

「レイテンシー」と言う呼び方もあります。

この映像の遅延はキャプチャーボードの種類を問わず、キャプチャーボードを使用して家庭用ゲーム機をパソコン上に出力した場合は避けては通れない現象で、アクション系のゲームをプレイする際には実況配信者の頭を特に悩ませる要素と言えるでしょう。

 

映像の遅延を無くす方法は存在するのか

…等と先の記事ではドヤ顔で述べましたが裏を返せば、キャプチャーボードでゲーム機の映像をエンコードする際にはエンコードのタイミングで絶対に遅延が発生しTV画面に映像を映す時に比べて絶対にコンマ数秒遅れ、0には「決してならない」と言う事です。

ソフトウェアエンコードキャプチャーボードのエンコードのタイミング

  • ゲーム機→キャプチャーボード→パソコン→「エンコード」

ソフトウェアエンコードタイプと比べて、そもそも映像遅延の大きなハードウェアエンコードタイプのキャプチャーボードなら尚更ですね。

ハードウェアエンコードキャプチャーボードのエンコードのタイミング

  • ゲーム機→キャプチャーボード→「エンコード」→パソコン

ハードウェアエンコードタイプのキャプチャーボードは、パソコンにデータが送られる前にエンコードが行われる為に大きな遅延が発生してしまう物なのです。

それはキャプチャーボードと言うマッシーンを使う事で発生する、避ける事の出来ない宿命と言えますね。

この「映像遅延」は「ソフトウェアエンコードタイプのキャプチャーボード」を使用している場合にはRPGやSLG等の比較的ゆっくりとしたゲームでは特別気になる事も無く、遊ぶ事に関して何も問題はありません。
「ハードウェアエンコード」タイプの「キャプチャーボード」では強烈な「映像遅延」が発生し、激しくカクカクになるのでモニターを見ながらのゲームプレイはほぼ不可能と考えて良いでしょう。

しかし一方で、格闘ゲームやFPSの様に映像の動作が激しく、瞬間の操作が求められる様なアクションゲームでは「映像遅延」は致命的な問題となってしまいます。

対戦相手よりも常に一瞬操作が遅れていると言う事は、常に相手に一手先を行かれていると言う事です。大問題ですよね?

その遅延問題を解決する為に必要となるアイテムが分配器(スプリッター)となります。

 

分配器(スプリッター)を使う意味とは?

分配器とは、文字通り映像を分配するアイテムです。

これを使う事で

ゲーム機→キャプチャーボード→パソコン(遅延がある)

と言う出力を

ゲーム機→分配器┳→キャプチャーボード→パソコン(遅延がある)
        ┗→TV(遅延が無い!)

と言う形でTVとパソコンに映像を分配する事が出来、自分はゲームを遅延の無いTVでプレイしながらパソコン上にゲームプレイも映す事が出来る様になると言う訳です。
TVと申し上げましたがパソコンに繋いでいないパソコン用のモニターでも大丈夫です。

パソコン画面に出力した映像の遅延を0にする事が出来ないのであれば、そのパソコンの画面をそもそも観なければ良いじゃない!と言う発想ですね。

それでもどうにかパソコンとキャプチャーボードだけで何とかならないものかとゲーム実況デビュー当時の管理人も遅延を無くす方法を延々と調べたものですが、パソコン単体で遅延を0にする方法は現在でも存在致しません。
単にゲーム機とパソコンの間に分配器を挟んだだけで遅延が無くなると信じていた間抜けな時代が管理人にもありました…。

逆を言えば、分配器と別のモニターがあれば遅延問題も解決!なのですが、当然パソコンの側にTVが必要となりますしHDMIケーブルしか接続出来ない分配器等、分配器にも種類がありますのでゲーム機とTV、そしてキャプチャーボードの3つにケーブルが接続出来る種類の分配器をそれぞれ用意する必要がありますので注意が必要ですね。

又、HDMI分配器は「PS3」や「PS4」等のゲーム機に実装されているコピーガード「HDCP」の解除にも使えます。映像を分配する予定が無い方でも入手して置くと何かと便利ですので管理人個人としては非常にオススメのマッシーンですね。

コピーガードHDCP」の解説はこちらの記事をどうぞ。
管理人オススメのHDMI分配器もご紹介しております。

コピーガード「HDCP」とは?その解除方法と違法性について
家庭用ゲーム機のゲームを実況するにはキャプチャーボードが必要不可欠です。しかし最新のゲーム機には「コピーガード」と言う機能が実装されている事もあり、それに対して対策を練らなくてはキャプチャーボードを繋いでもゲーム実況を行う事が出来ない場合があります。当記事ではコピーガード「HDCP」について簡単に解説致します。

又、レトロゲームの実況配信をされているor予定されている方で「アナレコ・GV-USB」をご使用の方は下記の分配ケーブルをご利用下さい。

 

まとめ

  • キャプチャーボードを使ってゲーム画面をパソコンに出力すると、本来映像が映るべきタイミングとの遅延(タイムラグ)が発生する。

  • 遅延はパソコン単体では0にする事は出来ない。

  • 遅延0のゲーム画面を見てゲーム実況を行う為には分配器を通して、別に画面を出力したTV等のモニターが必要。

  • 映像を分配する予定が無くても、コピーガード「HDCP」対策に入手しておきたい。

今回は、キャプチャー画面の遅延について解説致しました。

初めはパソコン画面にゲーム画面を出力出来ただけでも「おお~!!」となるものですが、徐々に遅延が気になってくる物なんですよね。
はっきり「遅延」と認識しなくても、漠然と映像と操作感の違和感に気付いて来る事と思います。

その対策としてコピーガード「HDCP」対策に続き、分配器が大活躍すると言う訳です。

ゲーム実況で既に遅延に悩まされている皆さんも、ゲーム実況デビュー前の皆さんも是非、キャプチャーボードとセットで分配器を御購入されてはいかがでしょうか。

それでは当記事『キャプチャーボードの「映像遅延」とは?その対策・回避方法について』の解説を終了させて頂きます。

お疲れ様でした。

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