こんにちは!

パソコンって何から覚えればいいの?
そんな疑問を持つ初心者の方は多いはずです。
今では仕事・学校・趣味など、どんな場面でもパソコンの知識は欠かせません。
この記事では、これだけは押さえておきたいパソコンの基礎知識を6つにまとめて分かりやすく解説します。
難しい専門用語を避けつつ、パソコンをもっと使いやすくするためのコツも紹介しています。
初心者の方でもこの記事を読めば、「なんとなく苦手…」から一歩抜け出せるはずです!
パソコンの個性を决める6つの要素
まず、「パソコン」と言ってもそれぞれ性能が異なります。
パソコンの性能は組み立てる時に使われたパーツで決まり、その組み合わせがパソコン自身の「個性」となります。
人間にも「頭が良い」「絵が上手い」「手先が器用」といった特徴があるように、パソコンにも「処理が速い」「映像に強い」「作業が得意」などの個性があるのです。
そんなパソコンの個性を決める6つの主要な要素が以下の通りです。
これら6つのパーツが、パソコンの「性格」を決定づける最も重要な要素となります。

ここからは、それぞれの役割を初心者にも分かりやすく解説していきます。
「OS」とは?
「OS(オペレーティング・システム)」とは、パソコンを動かすための基本的なソフトウェアのことです。
たとえば、キーボードで文字を入力すると画面に表示される、マウスを動かすとポインタが動く。こうした「当たり前の操作」を可能にしているのがOSです。
日本人が箸が持てるのは日本の文化と言う様に、パソコンで出来る「当たり前」の機能はこのOSが提供してくれているものなのです。

「Windows 10」は2025年10月にサポートを終了し、現在(2025年)一般的に使われているパソコン用OSは、Microsoft社の「Windows 11」とApple社の「macOS」です。
特に日本では「Windows 11 Home」が主流となっています。

また、かつてOSには32bit型OSと64bit型OSがありましたが「Windows 11」は64bit型OSのみとなっています。
「CPU」とは?
CPU(中央演算処理装置)は、人間で言えば「脳」にあたる部分です。
全ての命令や計算を担当しており、パソコンの処理速度を左右します。

この「脳」を司るCPUの代表的なメーカーは「Intel」と「AMD」です。

ゲーム実況や動画編集を快適に行うならIntel Core i7以上またはAMD Ryzen 7以上を目安に選ぶと安心ですね。
「CPU」の性能の違いについて
| グレード | 用途の目安 |
|---|---|
| Core i3 / Ryzen 3 | インターネット・動画視聴などの軽作業向け |
| Core i5 / Ryzen 5 | 一般用途・軽いゲーム実況向け |
| Core i7 / Ryzen 7 | 本格的なゲーム実況・動画編集向け |
| Core i9 / Ryzen 9 | 超高性能モデル。4K配信や高負荷作業用 |

実況者であれば「Core i7」または「Ryzen 7」搭載PCが最もバランスが良い選択と言えますね。
「GPU」とは?
GPU(グラフィック処理装置)は、映像や画像を描くための頭脳です。
ゲーム画面の美しさや動きの滑らかさを左右する「PCの絵の才能」そのものと言えるでしょう。

このGPUを搭載したパーツが「グラフィックボード(ビデオカード)」です。
代表的なメーカーは以下の通りです。
GPUは主にパソコンに積んだグラフィックボードの性能によって変化します。
当然、性能が良い物を積めば積む程、パソコンゲームの画面は綺麗になり動きもヌルヌルとスムーズに動きます。
GPUのGはグラフィックのGな訳です。
そのまんまですね。
GPUは、ゲームを快適に動かす為にはCPUと並びとても大切な要素なので、パソコンゲームを実況したい場合にはとてもこだわって行きたい部分と言えるでしょう。
「RAM」とは?
RAMは一般にメモリと言われる部分で、多くの作業をこなすパソコンを職人とするとRAMはその作業場と言えます。

2025年現在の一般的な基準は以下の通り。
RAMの容量が大きければ大きい程沢山のソフトを一度に扱う事が出来ますが、逆に容量が小さければ小さい程パソコンの作業が滞り、最悪の場合画面が固まってしまい動かなくなってしまいます(一般にフリーズと言います)。

ゲーム実況はこのRAMをフル活動させる趣味ですので、最低でも16GB、理想は32GB以上は欲しいところですね。
「ストレージ」とは?
ストレージとは、パソコンの記憶能力そのものを司る部分で、画像・動画・ゲームデータなどを保存する要素です。

この能力はHDD(ハードディスクドライブ)、もしくはSSD(ソリッドステートドライブ)と言う記憶装置の容量によって決まっており、大容量のHDD・SSDをパソコンに積んで有るほど沢山の画像や音楽、動画等を保存して置けます。
現在は「HDD」よりも「SSD」、特に「NVMe SSD」が主流となっており、HDDの約10倍以上の読み書き速度を持ち、OSやアプリの起動が非常に高速になります。

おすすめ構成は「OS用(Cドライブ)にSSD」「保存用(Dドライブ)にHDD」を組み合わせる構成です。
「電源」とは?
電源ユニットとは、文字通りパソコンの電源の事を言います。
すべてのパーツに電力を供給する、人間で言う所の「胃袋・生命力」のような存在で、どんなに高性能なパーツでも、電源が弱ければ本来の力を発揮できません。

性能が良いパーツを動かす為にはその分の電気は必要不可欠で、パソコンがパーツと言う身体を動かす為には電気と言う食べ物が必要なのですね。
つまり、パソコンに積んだ電源ユニットが出力が高い電源であればあるほど電気を沢山使うパーツを満足に動かす事が出来ますが、逆に電力が足りなければパソコン自体起動出来ない事も有り得る訳です。

ゲーム実況や動画編集用のパソコンでは、500W以上(理想は650W〜750W)の出力を持つ電源ユニットを選びましょう。
また、安価な電源はノイズや発熱の原因にもなるため「80PLUS認証」を取得した信頼性の高い製品がおすすめです。

まとめ
パソコンの性能は、以下の6つの要素で決まります。
以上で簡単でしたが、当記事『初心者必見!これだけは覚えよう!パソコン基礎知識6選』の解説を終了致します。
この記事が実況配信者を目指す方々の参考になれば幸いです。
お疲れ様でした。



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