-
こんにちは!
当記事では「スタンドマイク」をピックアップし「スタンドマイク」を使用する上のメリットとデメリットについて簡単に解説致します。
「スタンドマイク」とは
「スタンドマイク」とは、歌手等の「音のプロ」がレコーディングやコンサート、ライブ等で使う様な本格的な「マイク」を「卓上マイク」として「スタンド」等で顔の前に設置して使用するスタイルの「マイク」の事を指します。
「ゲーム実況」以外に「歌ってみた」系の動画等にも挑戦したい場合には「ヘッドセット」よりもオススメです。
「スタンドマイク」のメリットとは
「スタンドマイク」のメリット
- 「ヘッドセット」の「マイク」に比べて音質に優れる。
- 「ヘッドセット」とは違い明確に「一人用」では無い為、友人や家族と共に行う「複数人」でのゲーム実況でも使いやすい
- 「ヘッドセット」とは違い「ヘッドフォン」とセットのアイテムでは無い為、使用する「ヘッドフォン」や「イヤフォン」を自由に選択する事が出来る。
「ヘッドセット」とは違った魅力が目白押しです。
「スタンドマイク」のデメリットとは
「スタンドマイク」のデメリット
- 「マイク」を設置して使用する為、設置場所を使用するたびに確保する必要がある。
- 「マイク」と口元の距離や角度を一定に保つ事が難しい。
- 「マイク」の距離や角度によって入力される音声の大きさ等が大きく左右される。
- 「ヘッドフォン」や「イヤフォン」を使用せずに「スピーカー」で音声を出力する場合、「マイク」がその音声を拾って「音のループ(ハウリング)」が発生する場合がある。
- 「オーディオインターフェース」を必要とする場合がある。
口元に「マイク」のある「ヘッドセット」よりは若干の扱いづらさがある事は把握して置いて下さいね。
「スタンドマイク」として使用する「マイク」の種類と特徴について
先の記事『』で紹介した様に「スタンドマイク」として利用出来る「マイク」は2種類存在致します。
「スタンドマイク」として使用出来る「マイク」
- 「ダイナミックマイク」
- 「コンデンサマイク」
それぞれに特徴がありますので選ぶ前に違いをきちんと把握致しましょう。
「ダイナミックマイク」とは
「ダイナミックマイク」のメリット
- 「コンデンサマイク」と比べて安価。
- 環境音が入力されにくい為、環境を問わず使用しやすい。
- 丈夫で壊れにくく「歌ってみた」向き。
- 声の低音が強調される為、声が低い男性にも使いやすい。
「ダイナミックマイク」のデメリット
- 一定の方向以外からの音声を入力しにくい。
- 「コンデンサマイク」と比べて音声がこもった表現になる。
- 声の低音が強調され過ぎて音声が聞き取りにくくなる場合がある。
- 「オーディオインターフェース」が必須。
「ダイナミックマイク」は「コンデンサマイク」と比べて入手をしやすく丈夫な事が魅力的ですが、使用するには「オーディオインターフェース」が必要となります。
「コンデンサマイク」とは
「コンデンサマイク」のメリット
- クリアな音質。
- 声の高音も伸びやかに入力される。
- 音の感度が良く音を良く拾う。
- USBタイプの製品も多く存在する。
「コンデンサマイク」のデメリット
- 「ダイナミックマイク」と比べて高価。
- 湿度や衝撃に弱いデリケートな「マイク」。
- エアコンや扇風機等の生活音を拾いやすい為、静かな環境で無ければゲーム実況では使いにくい。
- 本格的な「コンデンサマイク」を使用する為には「ファンタム電源」を別途入手する必要がある。
ゲーム実況では「ヘッドセット」と並び、こちらの「コンデンサマイク」のUSBタイプの使用もメジャーと言えます。
現在では実況配信向けを謳う「ゲーミングマイク」と呼ばれる商品が存在している事も特筆すべきポイントでしょう。
「Amazon」でご購入される場合等は「ゲーム実況」「生放送」等の単語で検索すると商品が見付かります。
必要な周辺機器について
「ダイナミックマイク」や「コンデンサマイク」を「スタンドマイク」としてゲーム実況に使用する為にはそれぞれ必要となるアイテムが存在致します。
「マイク」等に初めから付属している場合もありますので購入の際にはきちんと調べてから購入致しましょう。
「オーディオインターフェース」
「オーディオインターフェイス」とは、デジタルな音声をアナログな物に変換したり、アナログな音声をデジタルに変換する、ざっくりと表現すればパソコンに入力する音声の出入り口となる機材で「マイク」や「スピーカー」を接続する為の機械です。
でも、パソコンには元々「マイク」と「スピーカー」が接続出来るよ?
と、思われるかも知れません。
しかし、パソコンは音楽専用のマッシーンでは無い為に音楽関係の性能自体も最低限の物でしかありません。
「ダイナミックマイク」や、USBタイプでは無い「コンデンサーマイク」等は初期状態ではパソコンに接続する事が出来ないのです。
本格的な音楽機材をパソコンに接続する為のマッシーン、それが「オーディオインターフェース」と言う訳ですね。
特に、いわゆる「演奏してみた」系の動画を作成したい場合には「シールド」を接続する為に必要となるので必須のアイテムと言えます。
この「オーディオインターフェース」ご購入の際には「ファンタム電源」機能を実装した物のチョイスがオススメ。
こちらの「UR22mkII」等がコストパフォーマンス抜群で特にオススメの「オーディオインターフェース」となっております。
「Windows」や「Mac」等のパソコンのほか、「iPad」等でも動作致します。
「ファンタム電源」
「ファンタム電源」とは、USBタイプの「コンデンサマイク」を使用しない場合等で必要となるアイテムです。
使用される電流が余りに微弱な事から「ファンタム(おばけ)」と呼ばれます。
「ファンタム電源」を必要とする場合には、先述の通り「ファンタム電源」機能が付属した「オーディオインターフェース」を購入する事を基本的にオススメ致します。
「マイクスタンド」
「ダイナミックマイク」や「コンデンサマイク」を「スタンドマイク」として使用する場合に絶対に必要となるアイテムです。
ゲーム実況で使用する場合には「卓上スタンド」を購入すれば宜しいですが、「歌ってみた」動画を作成する場合に立って歌いたい場合等では「ブームスタンド」を購入する必要があります。
「マイクスタンド」が無い場合は「マイク」を手に持たなくてはなりませんのでゲーム実況配信で使用する場合には致命的な問題と言えます。
「ポップガード」
「ポップガード」とは、「マイク」の前に設置し「マイク」に必要以上の息が吹き掛かる事で発生する「ポップノイズ」と言う雑音を防ぐ為に必要なアイテムです。
「ダイナミックマイク」には「グリルボール」と言う風よけが元々内臓されておりますので「ポップガード」を購入する必要はありませんが「コンデンサマイク」を使用したい場合には必須のアイテムと言えるでしょう。
又「ポップガード」には化学繊維やナイロン製の製品と金属製の製品があり、大まかな特徴としては以下の通りとなります。
化学繊維・ナイロン製の「ポップガード」
- 「ポップノイズ」を防ぐ効果が強いが、音もこもりやすい。
金属製の「ポップガード」
- 音はクリアに通るが「ポップノイズ」を抑える効果は控えめ。
どちらも一長一短ですね。
「マイクケーブル」
「マイク」の音質、具体的には「マイク」音声に発生するノイズの量等に影響が出るアイテムです。
安さだけを重視した「マイクケーブル」の場合には「マイク」の音質も相応の性能に収まりノイズも発生してしまいます。
通販で購入する前には商品の評判をきちんと調べましょう。
まとめ
- 「ダイナミックマイク」は安価で丈夫。
- 「コンデンサマイク」は音質に優れるが高価で壊れやすく、使用には環境を選ぶ。
- USBタイプの「マイク」を使用しない場合には「ファンタム電源」が付属した「オーディオインターフェース」の購入がオススメ。
今回は「スタンドマイク」をピックアップし簡単に解説致しました。
「スタンドマイク」として使用する「ダイナミックマイク」と「コンデンサマイク」にもそれぞれ善し悪しがありますので購入前にはきちんと自分が何を「マイク」に求めているかを考えて購入致しましょう。
ゲーム実況で使用したいのか「歌ってみた」で使いたいのかによっても、選ぶべき「マイク」は変わって来ます。
それでは当記事『「スタンドマイク」とは?そのメリットとデメリットについて』を終了致します。
お疲れ様でした。
コメント