こんにちは!
「ソニー・インタラクティブエンタテインメント」社が2020年年末に発売予定の「PlayStation 5」のプレゼンテーション動画を公開し、スペックの情報等が明らかとなりました。
発表された「PlayStation 5」のスペックについて
今回公開されたスペックは以下の通り。
CPU |
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GPU |
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システムメモリ |
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SSD |
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PS5 ゲームディスク | Ultra HD Blu-ray (~100GB) |
映像出力 |
VRR(可変リフレッシュレート)対応:HDMI2.1 |
オーディオ | 「Tempest」3Dオーディオ技術 |
スペックを見ても「PS5」の何が凄いのか分からないんだけど?
動画ではどう言う事が解説されたの?
今回の発表では「PS5」は、
- 超高速「SSD」
- 「レイトレーシング アクセラレーション」に対応した「GPU」
- 「Tempest」3Dオーディオ
が特徴であると語られた様です。
超高速「SSD」を採用した事によるメリット
ゲーム開発者からは「PlayStation 4」の時点でロード時間について要望が挙がっており、「PlayStation 5」では超高速「SSD」を採用したとの事。
「PS4」の「HDD」では1GBのデータ読み込みに20秒掛かっていたのに対し、超高速「SSD」を採用した「PS5」では倍の2GBの読み込みでおよそ0.27秒とロード時間が圧倒的に短くなるそうです。
超高速「SSD」を採用する事で期待出来る効果は以下の通り。
- ゲームの超高速起動が実現。
- ゲームの合間合間のロード画面が無くなる。
- バックグラウンドでのデータ読み込みの高速化。
=ロード画面をわざわざ使わない様な些細なデータの読み込みが早くなる。 - 「PS4」ではデータ読み込みの高速化の為にディスクからデータをインストールする必要があったが、読み込みの高速化によりそのインストール作業自体が無くなる?
- アップデートファイルのインストール時間の短縮・高速化。
「レイトレーシング アクセラレーション」に対応した「GPU」について
性能が上がらなければ次世代機である意味は無く、性能の向上によって今までの「GPU」では実現出来なかった事を可能にする必要があったとの事。
今回「PS5」で採用された「レイトレーシング アクセラレーション」とは光の動きや反射をよりリアルに表現すると言う新技術。
処理の高負荷による熱暴走のリスクと消費電力の問題も「ブーストモード(「CPU」と「GPU」に可変周波数を採用する事で常に安定して最大の性能を発揮)」によって解決してサクサクとした動作を可能にしているとの事です。
「Tempest」3Dオーディオについて
3Dオーディオとは、360°からリアルに音が聞こえて来ている様な臨場感を味わえる技術。
雨粒の粒毎の音の違いや敵がどの方向から迫って来ているか等も音で判断出来る様な技術の事です。
複数の外部機器を利用すれば簡単に実現出来る「それ」を「PS5」では単体で実現するとの事。
ただし「スピーカー」や「ヘッドフォン」等ではそれぞれ違った表現方法が必要になる為、これから数年を掛けて開発を進めて行くとの事です。
下位互換について
「PlayStation 5」の下位互換は現時点で既にあらかた成功しているとの事。
「PlayStation 4」でプレイ時間が長いとされる100タイトルで互換の実験が行われ、「PS5」上でほぼ全てのタイトルが快適な動作が確認された様です。
「PS5」では下位互換性をチップにまとめる事で実現しており、「PS2」との下位互換性を持っていた「PS3(60GB)」の様に高額にはならないとの事。
「PS3(60GB)」は「PS2」のパーツを内蔵する事で下位互換を実現していた為に高価だったそうです。
まとめ
- 「PS5」は超高速「SSD」を採用しロード&セーブやインストールがサクサク。
- 「PS5」では「ブーストモード」の機能で「PS4」では今まで処理落ちしていた様な場面以上の負荷が掛かっても安定した動作を実現。
- 「PS5」には3Dオーディオが搭載されており、音の臨場感が増して「どの方向から音が鳴っているのか」も把握出来る。
それでは当記事『【PS5】「PlayStation5」スペック情報が明らかに【2020年03月】』を終了致します。
お疲れ様でした。
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