【DQ5】映画製作委員会を小説版執筆者「久美沙織」氏が提訴を発表!

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こんにちは!

「小説ドラゴンクエストⅤ」の執筆者である「久美沙織」氏が、劇場アニメ「ドラゴンクエスト ユア・ストーリー」制作委員会を提訴した事を発表致しました。

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「久美沙織」氏が映画製作委員会を提訴した理由について

「久美沙織」氏が今回、劇場アニメ「ドラゴンクエスト ユア・ストーリー」制作委員会を提訴した理由は以下の通り。

  1. 主人公の名前「リュカ」が自身の小説から無断使用された。
  2. 「リュカ」のフルネーム「リュケイロム・エル・ケル・グランバニア」が無断で「リュカ・エル・ケル・グランバニア」へと改変され映画に使用された。
  3. 「DQ5主人公」に「リュカ」を最初に命名したのは自身であるのに、映画のノベライズを担当する出版社へ不快な思いをさせないと言う理由の為に「リュカ」と「久美沙織」氏は「無関係である」かの様な扱いを受けた。

上記の理由から「リュカ」と言う名前を考案したのは自身である証明として、公式サイトや映画のエンドロール等に「リュカ提供:久美沙織」とクレジットして貰い謝罪を受ける事が提訴の目的であると明かされております。
ただし「キャラクターの名前は著作物として認められない」と言う理由から訴状では「リュカ」の本名「リュケイロム・エル・ケル・グランバニア」の改変が争点としてピックアップされた模様。
「リュカが著作物では無い」事から「提訴自体が不当とされる可能性もある」と言い返された事も「久美」氏の発表された「お知らせ」では明かされております。

又、裁判の勝敗を問わず映画の上映中止、「リュカ・エル・ケル・グランバニア」から「リュケイロム・エル・ケル・グランバニア」への再改名やそれに伴う劇中台詞の再収録、DVD等の製造禁止等は請求していないとの事です。
あくまで「エンドロール」等に自身の名前を「リュカの命名主」として載せて貰う事が目的の様です。

 

「久美沙織」氏は「リュカ」と言う名前を使用されたくは無かった?

答えは「NO」で、元々は寧ろ名誉に感じていたとの事。

  1. ドラゴンクエストが映画になることを知ったのは、2019年2月、テレビの情報番組でのことでした。声優発表の時点で主人公の名が「リュカ」となると知りました。
    ゲーム「ドラゴンクエストⅤ」では、主人公の名はゲームを遊ぶかたがそれぞれに自由につけるものです。無限の選択肢があります。
    ドラゴンクエストⅤを映画化するにあたり、主人公の名にリュカを使うとしたら、それは私の小説が存在したゆえで、また、その読者のかたがたが多数おられたからだと思われました。
    株式会社スクウェア・エニックスさま(なお、現時点では、被告2019「DRAGON QUEST YOUR STORY」製作委員会の一員でいらっしゃるのか正確なところは不明です)からは、特にご連絡はありませんでしたが、私の付けた名前を映画制作スタッフのみなさまが気に入って使って下さるのなら、名誉なことと受け止めておりました。

  2. 他方、「小説ドラゴンクエストV」発刊から長い月日が経ち、当時、株式会社エニックスさまでわたくしを担当してくださったかた、社員として出版に関わった方々が、いまはもう株式会社スクウェア・エニックスさまにほとんど在籍しておられないようで、関係性が希薄になっていることも考えられました。
    また、もしそうであれば名誉なことでもありますが、「ドラクエ5の主人公といえば『リュカ』」というお考えが社内で当たり前となっていて、その起源が拙作「小説ドラゴンクエストV」にあることを知らないかたが多いのかもしれないという事態も考えられました。

「2019「DRAGON QUEST YOUR STORY」製作委員会さまを
相手方とする提訴についてのお知らせ」

より引用

「久美沙織」氏は「リュカの命名主」として評価さえして貰えれば、映画のノベライズ版にコメントを提供する等協力したいと言う事を明かしております。

 

まとめ

「久美沙織」氏の提訴はどう言った結末を迎えるのでしょうか。
「キャラクターの名前は著作物は認められない」との事ですので難しい様にも感じられますが、劇場作品にもなった作品の主人公の命名者としての誇りが提訴を禁じ得なかったと言う事なのでしょう。
管理人個人としては「久美沙織」氏のDQ小説はかつてワクワク読ませて頂いたので「クレジット位、良いのでは」と「久美」氏よりの考えに至ってしまうのですが難しいのでしょうか。

それでは当記事『【DQ5】映画製作委員会を小説版執筆者「久美沙織」氏が提訴を発表!』を終了致します。

お疲れ様でした。

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