こんにちは！
皆さんは「レジストリ」についてご存知でしょうか。
そんな専門用語、知る訳無いよ！
と言う方もいらっしゃれば
勿論知ってるけど、今って「レジストリ」のクリーンアップってする必要はあるのかな？
と言うパソコン通の方もいらっしゃるかも知れません。
当記事では「Windows」パソコンのシステムを語る上で外す事の出来ない「レジストリ」について簡単に解説致します。
「レジストリ」とは
当記事で扱う「レジストリ」とは、「Windows」パソコンの「システムレジストリ」の事です。
「レジストリ(Registry)」とは「記載」や「登録」と言った意味の言葉です。
パソコンは設定を変更したり、何等かのプログラムをインストールする事で「レジストリ」と言うデータがどんどん書き換えられて行きます。
パソコンの設定が収束している要素が「レジストリ」であり、通常この「レジストリ」を手動で書き換える機会は殆どありません。
むしろ「レジストリ」は手動で弄る事で最悪の場合、パソコンが起動しなくなる事も有り得ますので基本的にはノータッチの方が良いとされる物です。
「レジストリ」を掃除する意味とは
「Windows XP」以前の古い「OS」のパソコンでは、パソコンを長期間使用していると「レジストリ」に異常が発生して容量が膨れ上がりパソコンの動作が遅くなる等の不具合が起こると言われておりました。
それが「レジストリ」の「肥大化」です。
「レジストリ」の「肥大化」とは
「レジストリ」はパソコンに内部のあらゆる情報が記録されている場所です。
「Windows」の設定を変更した場合や新しいソフトのインストール、周辺機器の接続等を行う事で様々な情報が「レジストリ」に書き込まれて行きます。
しかし「レジストリ」はパソコンから対象のソフトをアンインストールした場合でも不要な「レジストリ」がパソコン内部に残り続ける場合があり、それが「レジストリ」の「肥大化」の原因となるのです。
パソコンはあらゆる動作の際に「レジストリ」情報を確認し作業を行いますので「レジストリ」の容量が「肥大化」すればそれだけ必要な情報を読み込むまでに時間が掛かりパソコン動作を低下させる原因となります。
そこで「Windows XP」以前のパソコンでは、とあるジャンルの便利ソフトを使って「レジストリ」を最適化しパソコンの動作を正常化する事が常識的に行われておりました。
その便利ソフトこそ「レジストリクリーナー」です。
しかし「Windows Vista」以降のパソコン、現在主流の「Windows 10」等のパソコンでは「Windows XP」以前のパソコンと比べてパソコン自体の性能が上がった為「レジストリ」の異常は発生しないと言われており「レジストリ」はパソコン自身の処理に任せておけば問題は無い、との意見が現在では主流となっております。
パソコンの処理能力が上がり「ストレージ」の容量も増加した現在では、「レジストリ」の容量が仮に膨れ上がった所でパソコンの処理には何も影響を及ぼさないとMicrosoftが公式に発表しております。
「Mac」パソコンの場合「レジストリ」は？
「レジストリ」は「Windows」のパソコン特有の仕様なので「Mac」のパソコンには存在しておりません。
「Mac」のパソコンではアプリケーション毎に作成される「初期設定ファイル」が設定を管理しておりますので「レジストリ」は存在致しません。
まとめ
- 「レジストリ」は「Windows」パソコンのシステムの全てが詰まっている要素。
- 「Windows XP」以前のパソコンでは「レジストリ」は必要に応じて「レジストリクリーナー」でメンテナンスする必要があったが現在では必要無いと言われている。
今回は「レジストリ」と「レジストリクリーナー」でクリーンアップする意味について簡単に解説を致しました。
「レジストリ」は現在主流の「Windows 10」等ではクリーンアップする必要が無いと公式に発表があった「Windows 10」パソコンを使用されている方は「レジストリ」をクリーンアップする必要は基本的にはありません。
しかし「レジストリ」のクリーンアップを「やっては行けない」訳でもありません。
自分のパソコンの中にどれだけ無駄な「レジストリ」があるのか気になる！クリーンアップ試してみたい！
と言う方向けに簡単に「レジストリ」をクリーンアップ出来るフリーソフト「Wise Registry Cleaner」を解説した記事もございますので、宜しければどうぞ。
それでは当記事『「レジストリ」とは？掃除・クリーニングで肥大化を解消する意味について』を終了致します。
お疲れ様でした。
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